クリアー塗料とは?合わない建物?
- ペイント バズ
- 6月20日
- 読了時間: 2分
クリアー塗料とは、無色透明の塗料で、外壁の上に塗る「保護膜」のようなものです。

色は付いておらず、既存の外壁デザイン(タイル調、サイディング柄など)をそのまま活かしつつ、保護するのが目的です。
クリアー塗料の主な特徴
特徴 | 内容 |
✅ 透明性 | 下地の模様や色をそのまま見せられる。特に意匠性の高いサイディングに最適。 |
✅ 防水性・防汚性 | 表面に膜をつくり、雨水・紫外線・汚れから外壁を守る。 |
✅ UVカット効果 | 紫外線を反射・吸収し、色褪せや劣化を抑える。 |
✅ 艶の種類あり | 艶あり、3分艶、艶なしなど選べる。見た目の調整が可能。 |
クリアー塗装(クリアー仕上げ)は便利な反面、「向いていない建物」に無理して使うと、見た目の失敗や塗膜不良の原因になります。以下に、クリアー塗料が合わない建物の条件を詳しく解説します。
※クリアー塗装に合わない建物の条件7選
条件 | 理由 |
① チョーキング(粉ふき)している外壁 | クリアー塗料は透明なので、粉を閉じ込めてしまい「白ボケ」や「密着不良」になる。 |
② 色あせ・退色が激しい外壁 | 元の色ムラ・退色が透けて見え、仕上がりが不均一に見える。 |
③ ヒビ割れやクラックがある外壁 | 補修しても跡が透けて見えるため、美観を損なう。 |
④ 再塗装済みの外壁 | 既に一度塗装されて模様が消えている場合、クリアーの意味がなくなる。 |
⑤ 金属系サイディング(アルミ・ガルバリウムなど) | 密着不良のリスクが高く、専用下塗り材が必要な場合がある。 |
⑥ シーリングの上に塗る場合(特に変成シリコン系) | クリアーは柔軟性が低く、追従できずにひび割れしやすい。 |
⑦ 苔・カビ・汚れが染み込んでいる外壁 | 洗浄しても完全には落ちず、クリアーで閉じ込めると「汚れが透けて見える」。 |
🔍 なぜチョーキングや退色に弱いの?
クリアー塗装は、いわば「透明なラップのようなもの」表面の状態がそのまま見えるため、隠す力が一切ありません。劣化が進んでいると、それをそのまま閉じ込めて固めてしまう結果になります。
私達BUZZペイントは、香川県高松市を中心に一塗一心。真面目にコツコツ塗ってきました。
見えない部分にも手を抜かず、確かな仕上がりをお届けします。
外壁塗装は「信頼」「信用」が全てです!建物のことなら何でもお気軽にご相談ください。
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